松本英彦と比べると一般には名前が知られていない。60年代のJAZZブームが下火になってから越路吹雪のバックやスタジオの活動に専念した11年間は表舞台へ出ることがなかった。そのブランクを破って復帰1作目がこのアルバムである。ともかく聞いていると楽しい。JAZZがどうだこうだとかは関係なく音楽として演奏者の喜びを感じる。1年ほど前に
トップランクで聞いて気に入って、最近やっと手に入れた。残念ながらCDも手に入れるのが難しいようだ。ぜひとも再発売して欲しい1枚である。’81年録音。全曲宮沢昭オリジナルである。