久々の和JAZZの紹介である。宮沢昭にノックアウトされたアルバム「いわな」の次作になる。前作から大きくスピリチュアルの方向に音楽性を向けている。’70年に発売されてからCD化がされなかったため、いままで幻の名作と呼ばれたものだ。購入してから何度も聴いたのだが、その存在感とスケールの大きさに言葉を失ってしまった。ただ音に包まれる事の気持ちよさにまどろんでいたい。この作品の後に、宮沢がJAZZの表舞台から13年間姿を消したことは大変不思議だ。
1.木曽
2.浅間
3.白馬
4.飛騨
宮沢昭 (ts,fl)
佐藤允彦(p)
荒川康男(b)
森山威男(ds)