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by kafunsho

Saxphone

Saxphone_a0026694_1552322.jpgサックスという楽器は歴史が浅い。フランスで発明されて150年しか経っていない。日本ではちょうど幕末から明治にかけての頃だ。だから、他の木管楽器と比較して構造は合理的に出来ており、キーの配列も単純化されていて演奏しやすい。しかし、歴史が浅いという事は、使用される楽曲が少ないことにもつながっている。クラシックでの出番が少ないし、華々しく曲の主役として登場するのは1940年代のモダンジャスが生まれるころからだ。それまでのスイングジャズ主役は、トランペット、クラリネット、脇役でトロンボーンとサックスというのが普通であった。しかし、モダン以降でサックスの登場はクラリネットをジャズの主役からひきずりおろしてしまった。その後の活躍は語るまでも無いだろう。
by kafunsho | 2004-07-29 15:06 | 雑感