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by kafunsho

カテゴリ:本日の本( 10 )

季刊 アナログ

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「季刊アナログ」はオーディオ雑誌の中でもアナログオーディオを専門に取り上げる。自分もアナログを始めた頃は、発売を楽しみに隅々までくまなく読んでいた。だが、最近は買ってみるのだが以前のようなときめきが無い。相変わらず高価な新製品の紹介が満載で、最近ブームになりかけているのか記事は多くなっているようである。だが、この雑誌に本当に欲しい情報があまり載っていないことに気がついてしまった。困ったとき本当に欲しい情報は、アナログマニアの先達に教えてもらうか、自分自身トライアンドエラーで確かめるしか無いのである。経験値が上がるほどその度合いは大きい。寺山修二の「書を捨てよ町にでよう」ではないが、人との交流や経験をによって音がよくなることは経験済である。そう言う意味では、アナログファンとの交流は濃く熱い。また、個性的な人も多いのだ。
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by kafunsho | 2006-12-21 17:51 | 本日の本
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'85発売のJAZZ批評53号~65号まで掲載されたマンガを単行本化したものである。JAZZレコードコレクタである作者が実体験を元に、とほほなJAZZレコードジャンキーの日常をコミカルに表現したものである。JAZZレコードマニアに身の覚えのあるよしなし事に、くだらないと思いながらも同じような事をしてるんだなぁと苦笑するのである。単行本では、作中に登場するアルバムのレビューも有り、初心者も楽しめながら学べる作りでもある。でも、これレコード漁りをした事の無い人にとってはマンガの内容を理解できないのではと思う。事実、この本の所有者のBubbles氏は買ったものの理解ができなかったのだと言う、氏は最近中古レコード屋でエサ箱漁りを覚えて初めて意味がわかったらしい。復刻版が出ていて手に入るようだ。
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by kafunsho | 2006-12-15 15:01 | 本日の本
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古くからのJAZZファンならばご存知であろう粟村政昭氏の著作である。活動の時期が’60年代から’70年台にかけてまで’80年代には評論活動を停止していので、キャリアの浅いJAZZファンは知らないかもしれない。かく言う私も、粟村さんと親しくされていた豊中オーディオ店主から名前を聞くまでは知らなかった。この本は、’68年発行の初版である。スイングジャーナルに連載された「ベストプレーヤー・ベストレコーズ」の記事をまとめたもので、氏にとってのベストプレーヤーの推奨アルバムをコメントしている。簡潔な切れの良い文章は、レコードコレクターの水先案内として素晴らしい。JAZZ初心者向けの書籍は数多くあるが、JAZZの良さが判りかけたころの良いガイドとなるものはあまりない。本書はその任にぴったりだと思う。
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by kafunsho | 2006-09-05 15:39 | 本日の本
人間の歴史は創造と破壊の繰り返し。ある瞬間の成功は必ず落日のごとく敗者への道を歩む。

人力に変わる動力を手に入れたことから産業革命が起こり、その後の人類のイノベーションはそれ以前と比べるまでも無く急テンポで進んだ。たった百年強の期間の事だが、今新たな革命が起こっている。情報革命である。産業革命下では、人力に代替する動力の所有が世界を動かしてきたともいえる。情報革命化の社会(情報化社会)では、情報を持つものが世界を動かすようになる。情報の持つ力の根源はなんだろうか。多くの情報を持つものが、情報の非対称性を解消する力を持つことだろう。インターネットの普及に伴い、情報は紙から電子へ媒体を変えてきた。

Googleはインターネットを24時間中探査するロボットにより情報をかき集め莫大な量のデータを集めた。集めた情報を検索サービスとして無料で提供する。当初は、ビジネスモデルとしての成立は困難であったが、「キーワード広告」を開発することでモデルを確立した。それはまさに現代のプロモーションの持つ弱みを突く仕組みであった。マスコミ広告がその根底から存続を揺るがされるようなことになりつつある。クライアント最大の望みは、コストは最小に買ってくれる可能性の高い消費者に確実に商品やサービスの情報が届き購買につながることだである。確実性とコストでは従来のマスコミではまったく太刀打ちが出来ない。

日の当たる舞台があれば、必ず影がある。インターネットの世界で他を寄せ付けない力を持ち、司祭のように振舞うGoogleにも、中国政府の干渉による検索条件の検閲容認など権力のバイアスが見て取られる。その力が大きくなれば、他の権力との軋轢は増し公平さが歪みを生じてくることは容易に想像が出来る。



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by kafunsho | 2006-06-04 21:44 | 本日の本
経済学用語で「規模の経済性」という言葉がある。企業が商品やサービスを提供する場合に、それらの量が多いほど一つあたりのコストは小さくなる、スケールメリットのことである。言い換えれば、大量販売が利益になり少量ではコストが合わず商売にならないのが今までの常識であった。少量しか販売が予想出来ないものは、当然だが消費者も限られている。プロモーション費用もかけることが出来ない。なお一層売れない。普通の考えならそのような商品は無視して扱わないだろう。しかし、その常識が崩れようとしている。ウェブでは少数しか売れないものであっても、少ない費用でプロモーションが可能であり、本当に必要としている消費者に確実に到達することが出来る。

小さいコスト×確実性×アイテムの数

でも商売が可能となる。今までマスに慣らされた消費者が、少数の中に本当のニーズを満たすものを探し出すことが出来るようになり、従来の流通からアマゾンを代表とする”新しい”流通へシフトする流れが出来てきている。 
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by kafunsho | 2006-05-31 22:34 | 本日の本
googleのトップページはあまりにもショボイ。時価総額何十兆円と騒がれる企業で、しかもIT企業のいまやマイクロソフトと並ぶような会社なのに。何故なのか?

筆者はgoogleを「情報発電所」と呼ぶ。20万台にも及ぶコンピュータが24時間止まることなくインターネット上の情報を検索し蓄えている。古来、情報は権力の根源でもあった。力あるところに情報は集まり、力の維持には不可欠であった。情報量と質の優位性が即、競争優位性につながっている。しかしながら、情報の収集には多大なるコストがかかるのが従来の常識であった。インターネットはその常識を覆した。収集における距離や時間の制限が解消され、比較にならない量の情報がローコストで集めることが出来る。また統計的処理が容易で確度の高い推論が迅速にできる。蓄えた情報を必要とする相手に提供することも、誰にでも安価に大量に出来る。権力の一面である情報を、一部の権力者ではなく平等に提供する仕組み・・民主主義と言い換えても良い・・・がgoogleの本質である。電力発電所と違うのは、コンセントから供給されるのが電気ではなく情報なのだと。

この事実が、社会をどのように変えていくのか? 次回に続く・・?

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by kafunsho | 2006-05-30 08:40 | 本日の本
現代最強の棋士と、ヨーロッパで活躍するビジネスエリートまったく共通点が見出せないが対談本である。パリで行われた将棋の対局指導でひょんなことから羽生の通訳をすることになった今北、それをきっかけに交流が始まったと言う。お互いを認め合う瞬間を今北は「ヒューマンケミストリー」と呼ぶ。人脈はビジネスで必要不可欠である。ヨーロッパでは、ビジネス上での取引関係や上下関係以外に、パーソナリティが関係を築く要素である。高い文化を持つものは尊敬され好まれる。日本の文化である将棋のチャンピオンである羽生がヨーロッパに長く生活をする今北にとって、リスペクトの対象となり交流を深める動機になるのが理解できた。ただ、羽生の側で今北に対する思いが希薄である感は否めない。本書の中途半端さを感じる。

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by kafunsho | 2006-05-29 00:07 | 本日の本

決断力 羽生善治著

勘違いはいけない。安易なビジネス書によくある「決断はどうすればできるか」ハウトゥ本ではない。決断とは生き方そのものであり、如何に生きたか生きようとしているかが決断そのものに影響を及ぼし人生を左右する。現代社会では、リスクを積極的にとって挑戦する姿勢が求められている。決断することの重要性を再認識できる。

 「才能とは、継続できる情熱である」
 「直感の七割は正しい」
 「勝負では、これでよしと消極的な姿勢になることが一番怖い」
 「決断は、怖くても前に進もうとする勇気が試される」



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by kafunsho | 2006-05-24 17:13 | 本日の本
JR大阪駅北側、移転が決まっている貨物駅の跡地を再開発して巨大なビル群を建設し、御堂筋沿いのオフィスビルの企業をテナントとして誘致を行う。空き家となったビルの1・2Fは集客力のある店舗および飲食店を誘致して御堂筋をシャンゼリゼ通りのように作り変える。3F以上のフロアには堺筋の企業のオフィスを移転する。そして、堺筋を住居地区にする・・・。
 このような青写真が本書の提案だ。全国の都市と比較しても、地盤沈下の激しい大阪をかつてのような東京に並ぶ日本を代表する都市に再生することを目指している。
 
 都市計画がうまく行った例はあるのだろうか。少なくとも、身の回りには無いようだ。大阪では千里・泉北・南港のニュータウン、OBP・OAPの副都心などあるがいずれも鳴り物入りで作られた割には、「活力ある街」には程遠い。高層ビルが何棟も建ち並ぶ大規模な開発でも、建物は5年もあれば建ってしまう。しかし、そこで住まい働く人々の営みは単純ではない。行動様式や価値観は絶えず変化し誰も予想することはできない。計画は変更を嫌う。ましてや大規模であればあるほどそうだ。インフラを中心とした都市計画は成功が覚束ない。

 本当のところ大阪の停滞ムードは何が原因なのか?結論を言うと、リスクを恐れ新しいことへ挑戦をしないこと。日本人全般に言えることであるが、特に大阪人は過去の成功体験が大きいことが逆にチャレンジへの恐怖があるようだ。リスクをとりチャレンジし続けることが出来る環境を整えることが必要だ。

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by kafunsho | 2006-05-24 00:34 | 本日の本

top○nk project

a0026694_18314317.jpgtop○nkのHPを作成中。こんな写真を使用予定。
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by kafunsho | 2004-09-27 18:30 | 本日の本