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by kafunsho

大阪に「平成京」を創る 大阪「平成京」委員会&嶺竜一

JR大阪駅北側、移転が決まっている貨物駅の跡地を再開発して巨大なビル群を建設し、御堂筋沿いのオフィスビルの企業をテナントとして誘致を行う。空き家となったビルの1・2Fは集客力のある店舗および飲食店を誘致して御堂筋をシャンゼリゼ通りのように作り変える。3F以上のフロアには堺筋の企業のオフィスを移転する。そして、堺筋を住居地区にする・・・。
 このような青写真が本書の提案だ。全国の都市と比較しても、地盤沈下の激しい大阪をかつてのような東京に並ぶ日本を代表する都市に再生することを目指している。
 
 都市計画がうまく行った例はあるのだろうか。少なくとも、身の回りには無いようだ。大阪では千里・泉北・南港のニュータウン、OBP・OAPの副都心などあるがいずれも鳴り物入りで作られた割には、「活力ある街」には程遠い。高層ビルが何棟も建ち並ぶ大規模な開発でも、建物は5年もあれば建ってしまう。しかし、そこで住まい働く人々の営みは単純ではない。行動様式や価値観は絶えず変化し誰も予想することはできない。計画は変更を嫌う。ましてや大規模であればあるほどそうだ。インフラを中心とした都市計画は成功が覚束ない。

 本当のところ大阪の停滞ムードは何が原因なのか?結論を言うと、リスクを恐れ新しいことへ挑戦をしないこと。日本人全般に言えることであるが、特に大阪人は過去の成功体験が大きいことが逆にチャレンジへの恐怖があるようだ。リスクをとりチャレンジし続けることが出来る環境を整えることが必要だ。

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by kafunsho | 2006-05-24 00:34 | 本日の本