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by kafunsho

DENON DL-103R

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2525さんのご好意でDENON DL-103Rをお借りできたので試聴レポートしたい。DL-103Rは国産MCカートリッジとして有名なDL-103の派生機種であり、コイルの素材に6N銅を使用している。特に高域の特性を改善したものだとアナウンスされており現在も販売中である。今回の試聴ではノーザンエレクトリックのトランスを使用した。SPU用のセッティングであるが、DL-103Rのインピーダンスも14オームとDL-103に比べて低く、高インピーダンスのカートリッジを低インピーダンス対応のトランス受けは問題がないとの話も聞くので選択した。試聴した盤は、コルトレーン&ハートマン(インパルス・ステレオ)とマイルスのカインド・オブ・ブルーである。

レコードのリード部分でのノイズは少ない。高域が延びていることがよく判る。細かい音が聞こえてくる。音域に誇張されている部分は感じられない。素直な音だ。低域の締まりもほどほどで量感もある。上から下までフラットである。ただ、音の響きが少ないので色気が無い。コルトレーンのテナーに聴かれる緊張感のある音の艶っぽさが出てこない。カインド・オブ・ブルーのおどろおどろしさが感じられない。なんだか健康的になってしまった。2525氏の言うモニター的との評価に納得した。

やや否定的な結果であるが、ソースによってマッチするものがあるのかしれないと思い、日本製作のJAZZを聞いてみたが、それもフィットしなかった。決してレベルが低いとは言わないが面白みにかけるカートリッジであった。
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by kafunsho | 2007-01-04 12:28 | オーディオ